会長挨拶
会長 朝戸 裕貴
(獨協医科大学形成外科学 教授)
このたび、2021年4月14日(水曜日)から16日(金曜日)の3日間、ホテル椿山荘東京において、第64回日本形成外科学会総会・学術集会を開催することとなりました。開催にあたりご指名をいただきました本学会役員、そして会員の先生方はじめ多方面よりご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。東京目白は獨協学園発祥の地であり、会場の真向かいに現在の獨協高校があります。本学ゆかりの地で学会開催できることに感謝いたしております。
新型コロナウイルスの感染拡大により昨今、学術集会のあり方にも大きな変化が生まれています。昨年の第63回学会も現地開催とWeb開催のハイブリッド形式で行われましたが、第64回においても現時点では、現地開催とWeb開催を併用するハイブリッド開催として準備をすすめております。
今回、参加登録につきましては、現地で参加される先生方も含めてすべてオンラインによる登録とさせていただきました。プログラムにつきましては現地でのプログラムのうち、特別講演、教育講演およびシンポジウム・パネルディスカッションの多くが後にWeb配信されます。また、会場のうち一つは国際委員会企画による英語でのInternational Sessionとし、3日間通じてWeb配信併用で行う予定です。専門医共通講習、手外科教育講演、分野指導医セミナーなどもWebでの受講が可能です。一般演題(口演)はすべてプログラムどおりの日時にWeb配信とし、ポスター演題は会期中にWeb上で閲覧できるようにいたします。
今回のテーマ「Evolution」は継承、改良、発展、進化を合わせた意味をもつ単語です。諸先輩の先生方が築き上げてきた土台のもとに、今後形成外科がさらに発展するひとつのきっかけになれば、という思いをこめております。多くの会員の諸先生方にとって実りある学術集会となるよう、最善を尽くす所存ですので何卒よろしくお願い申し上げます。
2021年3月吉日